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語れ!和め!『ガイドライン鶴来屋』

369 名前:おおさか@つちへん 投稿日:2001/05/27(日) 14:34
『循環論法』:じゅんかん・ろんぽう:固有名
クレタ島出身の詩人エピメニデスの墓碑に「クレタ人は嘘つきだ」と
刻まれていたという故事に由来する。
・クレタ人が嘘つきだとするとエピメニデスは嘘つきになる。
・そのエピメニデスが「クレタ人は嘘つきだ」と述べている。
・よってクレタ人は正直者であり、エピメニデスは正直者である。
・そのエピメニデスが「クレタ人は嘘つきだ」と述べている。
・よってクレタ人は嘘つきであり、(以下略)
このように、帰納法や三段論法的に矛盾してしまい、ループする
論理を指す。多くの循環論法的な事象は、大前提を否定していたり
全否定と部分否定を混同していたり、論拠が感情であったりと、
根幹の部分で破綻してることの方が多い。上記の事例にしても、
表記された限りでは叙述的にいくつも落とし穴がある。
そのような要因にいくつ気づけるかによって議論の質も変わって
くるだろう。議論だって参加者を選ぶはずである。
しかし当辞書編纂者はこの項目の作製にあたって何ら資料等に
あたっていないため、その信憑性は疑わしい。この項目の論理性も
非常に危ぶまれる。さて、一体何が正しいのだろう?

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